もう直ぐです、あの、Google Pixel3が11月1日(木)に販売開始されます。
賛否両論のPIXEL3
たかがスマホに10万円前後のお金をかけるのが勿体ない。確かにそう思います。10万かけて3年はアップデートの保証をしてくれてもその先はって考えるとやっぱり10万円はかなり高価で考えちゃうお値段だと思います。
一方で、10万円で3年間は最新OSを享受出来るのであれば安いものだ的な意見も聞かれます。
iPhoneでもPIXEL3でも信者にはありがたい
という事なのでしょう。10万越えのiPhoneをiPhone信者は当たり前の様に購入するし、最新モデルが出ると普通に買い換えます。Google信者もこのあたりは同じでNexusやAndroidOneや今回のPIXELなどが発売されれば普通に購入するでしょう。
PIXEL3から今後のスマホのメジャーなスペックを予想する
現在は、Google PAYがAndroid5以上で使える様になっています。このGooglePAYはedyやnanacoやwaonやモバイルSuicaなどの電子マネーを一括管理出来て、貯めるポイントも統一出来たりと一見するととても利便性が高くだれもが飛びつきたくなる仕様です。
おサイフケータイ対応機種
ところが「おサイフケータイ対応機種」でないと利用出来ないというとても残念な仕様だったのですね。
おサイフケータイ(Felica)の実際の仕様はNFC/Fという規格です。一般的に多くのスマホに適用されているのはNFC/AとNFC/Bです。
Google PAYを利用するにはNFC/F(Felica)が必要(おサイフケータイ対応機種)という事なのです。
キャッシュレス時代の幕開け
日本はキャッシュレス化について相当遅れている様です。複数の電子マネーの乱立。スマホ決済システムのガラパゴス化。
ガラパゴス化(ガラパゴスか、Galapagosization)とは日本で生まれたビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で「最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、外部(外国)から適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い種(製品・技術)が導入されると最終的に淘汰される危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である。ガラパゴス現象(Galápagos Syndrome)とも言う。 引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E5%8C%96
スマホを使ってキャッシュレス化しようと思うとおサイフケータイ対応機種でないと実現しない、が、現実でおサイフケータイ対応機種は相当限られている。
スマホ以外でキャッシュレス化しようとするとクレジットカードや各種電子マネーカードの利用という事になるが、幾つも持つと管理も煩雑になるし財布も逆にかさばります。
まとめると以下の様な選択子になるかと思います。
- スマホでおサイフケータイを使う
- 電子マネー一体型のクレジットカードを複数所有する
- 電子マネー一体型のデビットカードを複数所有する
- 電子マネーはカード等で個別管理。それ以外はデビッドカーやクレジットカードを臨機応変に利用する。
スフィアが現在目論んでいるのは1番+4番の方法です。
自動引き落とし等で毎月支出が決まっている部分はクレジットカードを利用してポイントを貯める(セゾンカードで永久不滅ポイント)。
セブンイレブン系はセブン銀行のデビッドカードを利用してナナコポイントを貯める。
それ以外の利用はスマホで電子マネーを必要分用意しておき利用する(waonやedyなど)。
こうする事でキャッシュレス化になり、結果、ATM利用手数料も殆どかからなくなり加えてポイントも効率良く貯める事が出来ます。
求められるスマホのスペック
上の理由により、NFC/Fタイプのおサイフケータイのサポートされたスマホが今後増えてくるのでは無いかと推測しております。
おサイフケータイの機能はFelicaという機能でSONYが開発した技術です。なので、現状でもSONYのExpriaの一部機種やSHARP製のスマホやiPhone7以降の機種では利用可能になっています。 その他にも中華スマホの高スペックなモデルなどにはFelicaが付いていますが、これが、2万円~3万円のスマホにも普通についてくる時代が直ぐそこに来ている気がします。 そうは言ってもAndroid4時代に一度そういう時代がありました。ですが、その時はあまりはやらずに廃れてしまい第2の波が今やってきたという状況です。
2018年から2019年はおサイフケータイのサポート機種がドンドン増えていくと考えています。