パソコンの大切なデータはハードディスク(HDD)にファイルという形で記録されています。WindowsやMACではこれらのファイルをゴミ箱に捨てたりごみ箱から復元したり普通はそれで復旧が必要な事は殆どありません。

ですが、突然の停電で開いていたファイルが壊れてしまったり、まだバックアップしていないファイルを誤って削除してしまったりした場合には、ソフトを使って修復する事で失ったファイルを取り戻す事が出来るかも知れません。

そのソフトの中でも今回紹介するファイナルデータは最高峰の技術があるファイル復元ソフトだと思います。もう10年以上ファイルの復元率という意味では有償・無償問わずに業界でナンバーワンの実力があるのは周知の事実です。

ファイル復元の実験環境

鈴駒

先ずは実験環境ですが、OSはWindows10 64bit Professionalです。

肝心のファイナルデータは最新もものがないので、なんと、FINALDATA2007 特別復元版を使います。

もう11年も前のソフトがWindows10の64bit版で動く事自体が奇跡的ですが、インストールの際にWindows7の互換モードでインストールしたら普通にインストール出来ました。

この製品は約11年くらい前にAmazonさんで購入した正規のライセンス版です。価格は確かⅠ万5千円前後だったと思います。

 

ファイルの復元

ゴミ箱から削除した場合の復元を試します。

エアーサプライのmp3ファイルをゴミ箱へ

そしてゴミ箱を空にしてしまった!!

ゴミ箱にあったファイルが元々どのドライブにあったファイルなのかドライブを指定して検索します。

ここではHドライブを検索し、その中で音楽ファイル(*.MP3)を検索します。

 

赤枠で囲った部分がその様ですね。元のファイル名でなく先頭アドレス番号などになる場合が多いので、拡張子とサイズ、フォルダ、更新日時から推測するのがコツです。

 

Mr.マスター

復元先を指定して復元すると、トラック番号、タイトル、アイーティスト、アルバム情報はちゃんと生きていました。良かった。

 

 

復元したフィイルをWindowsMediaPlayerで開くときちんと曲が流れます。

MP3はファイル名そのものでも復元はちょっと難しいですが、ファイルそのものと属性情報に関しては問題なく復元出来ました。

 

フォーマットをした場合

実験の為にUSBメモリーの中身を以下に示します。

 

これをフォーマットして中身を空にして初期化します。

 

 

真っ新の空になりました。

 

 

空のUSBの中身を捜索して消えたファイルを探します。

 

 

これは、無い様ですね。元々あったファイルの拡張子は2つも(*.exe)だったのでウィザード形式のこの簡単メニューでは対応出来ない様です。

仕方がないので高度な復元メニューで再度チェレンジしてみます。(本ページの下段の方をご参照下さい)

 

ドライブが正常に認識できない場合

 

次はドライブがフォーマットされていない状態或いは、フォルダ構造やディスクのセクタ等の不良によりドライブが正常に認識されない場合のデータ救出方法です。

 

このディスクは昔ノートパソコンについていたディスクで寿命になり一旦完全初期化(ローレベルフォーマット済み)のディスクです。

これをUSB経由で刺してもWindowsは反応しません。

 

 

でも、ファイナルデータの場合だと、

 

ちゃんと認識します。

でも、このディスクが空なので認識はしますがデータは取り出せません。高度な復元メニューを使えば、ローレベルフォーマットされたディスクでもおそらくいくつかのファイルの復元は可能だと思われます。

よしこ先生

ローレベルフォーマットとは、

大容量ハードディスクが主流の現在、物理フォーマットというのはゼロフィルを指します。ゼロフィルとはハードディスク全体(全セクタ)にゼロ(00)を書き込む作業のことです。

引用元URL:https://www.pc-master.jp/sousa/hdd-format.html

 

ナッキー

ローレベルフォーマットされたディスクでもおそらくいくつかのファイルの復元は可能 <- 実験しました、回収フォルダと回収ファイルの群れが出てくるので予想通り「ローレベルフォーマットされたディスクからのファイル救出も可能」と言う事です

 

メールの復元

これは流石に古すぎて今時殆どの人が使っていないメーラーですね。

500円くん

Outlookメールもこの頃と今は全く別物です。また、WindowsLiveMailのメール復活機能を有するバージョンがファイナルデータの後継モデルではサポートしている様ですね。

ですが、それもWindowsLiveMail自体がサポート終了に伴い、インストールメディア自体のダウンロードも出来なくなっているのでファイナルデータを使ったメールデータの復元という部分はこの実験では行えません。申し訳ございません。

 

 

高度な復元

高度な復元メニューはとてもシンプルです。ファイルメニューから開くを選びます。

 

前のメニューでほぼ必要な復元は出来たかと思いますが、この高度な復元の使用目的は、ディスクの物理的な障害などありディスクの中から生きているファイルのみを探し出す時に重宝な機能だと感じます。

検索メニューを使う事で復元可能なファイルのリストが一発で探せるので、最終手段として利用するとてても頼りになると思います。

では、先ほどのUSBメモリーについてクラスタを全部捜索させて削除したファイルの復活をさせてみようと思います。

ファイルメニューの開くで開くダイアログを表示させます。

 

 

画像では「論理ドライブD」を選択していますが、実際には「物理ドライブでディスク3」を選んで処理をしています。

 

 

もう24分も動かしているのに、まだあと4時間30分もかかるんだ、、、。

これは仕方ないのです。

その代わりに殆どのファイルを復活させる事が出来るのですから、そういう場合は別の事をして待つようにしましょう。

ただ、今回はテストなので強引にキャンセルして現時点で先ほどの2つのexeファイルがリストにある事を祈ります(笑)

 

cpuz.exeは見つかりました。

 

 

残念ながらCrystalDiskInfo_7.6.0.exeはまだチェック出来ていなかったみたいです。でも、あと4時間30分待てば必ずリストに上がってきます。

 

 

cpuz.exeを指定フォルダに復元します。

 

見事に復元されました!!

 

ファイル復元ソフトのファイナルデータの実力

以上、最新のソフトでの実験でなく申し訳ありませんが、どうでしょうか?

AOSという会社がどれだけクオリティーの高い製品を作っているかお分かり頂けたのではないでしょうか?

10年以上も前のソフトウエアが(おそらく購入したのはWindows XPかWindows7 の頃)が未だに現役で使えるのです。

対象の製品の問題もありますが、メールの復元機能はもう検証のしようがありませんが、他の機能は何の遜色もなくちゃんと使えます。

そんなファイナルデータ、今の最新版は11なんですね。この2007以降に、8,9,10とあって今が11な様です。

ファイナルデータではもしかしたら難しいかも知れないデータ復旧ケース

普通に使っている状態でならおそらく今回の実験の様にファイナルデータが最強だと思います。製品のカバー範囲を見てもあまり弱点は見当たりません。

それでも、RAID構成が複雑だったり、サーバー機やワークステーションなど、いわゆる一般的なデスクトップ機以外の使い方をしている場合には復元出来ない事もあるかも知れません。

そういう場合は一旦は無料体験版を入手して復元可能か否かを確認してから製品版を購入した方がより安全かも知れません。

まとめ

長いあいだお付き合い下さいましてありがとうございました。

よしこ先生

最新版から遠く離れた4世代前のバージョンでこれだけの事が出来るのですから現在の11はもっとずっと凄いのでしょうね。でも、ファイル復元ソフトというもの、そう何度も買い換えるソフトではありません。
私の様に11年も使っていて未だに有事の時には使えるのですから長い目でみれば絶対に持っていたいソフトですね。
皆様も、もし、今、ファイル復元ソフトをお持ちでないならファイナルデータは絶対におすすめです。是非、ご検討してみて下さい。




ファイナルデータ11plus 特別復元版

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